BKMAK150を使う その8

今日、日中は曇り時々雨、ときおり日の射す時間もありましたが、また夜は曇りです。

今日はBKMAK150の微改造(?)です。

BKMAKなどのマクカセやシュミカセにはなぜか純正のレンズフードが用意されていません。(ロシア製の高級マクカセには標準で付属されているものもありました。)

フードが無いと補正レンズに夜露が着きやすくなりますし、鏡筒内に不必要な光が入り込みやすく、像のコントラストを弱めてしまうので本来は必須の付属品と言えます。

純正が無いなら作ってしまえ・・、ということで例によって100円ショップ詣。

40×60cmのフロアーマット。

これを同じく100円ショップ3本セットのゴムバンドで止めます。

少し長さが足りないですがとりあえずフードの役割は果たしてくれそうです。

そしてもう一つ。

BKMAK150には架台取付用にビクセン互換のアリガタ金具が鏡筒に取り付けられています。

このためアリミゾの付いた架台ならば簡単に着脱が可能なのですが、このアリガタ金具には特に落下防止などのストッパーが付いていません。

また鏡筒自身にも取っ手などが付いていません。

架台への取付時や運搬にはファインダーの脚部(強度的にあまり信用できない)を恐る恐る持って鏡筒を保持するのですが、どうも安心して運用ができにくいです。

鏡筒をひっくり返してアリガタ金具を見ると、底部にいくつかネジ穴があるので一番補正レンズ寄りの穴にストッパーネジを付ければ、重量の比の大きな接眼方向へのずり落ちは防止できます。

単なるネジでも良かったのですが、どうせならということで100円ショップで入手したスマホ用ミニ三脚を取り付けました。

ゲゲゲのお父さんのようで少し変ですが、持ち運びや架台への取付時などに鏡筒を確実に保持できるので安心して運用できるようになりました。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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