アフターコロナを考える

今日も良い天気。

富士山も周囲の山々もきれいに見えていました。

さて、コロナウイルス渦の収束が少しだけ見てきましたが、これに伴い各方面でアフターコロナの対応をどのように進めるか考えたり、議論されることが多くなっているようです。

スタパの営業もどんな形ですれば良いのか、ゲスト受け入れ時の消毒方法や、館内や観察会での三密をどのように緩和するかなど、ハード、ソフト両面から運用方法を真面目に考えて進めないと・・・と思うわけです。

宿泊業全般として指針のようなものがたぶん行政などから示されると思うので、宿としてできるだけそれに従えば良いのですが、スタパとして悩ましいのはスタパ名物の星空観察会です。

スタパの天文ドームはとても狭いので、満室に近いゲストの数ですとソーシャルディスタンスを確保するのは不可能ですので、観察会の方法を根本的に見直す必要に迫られているわけです。

定員を極端に少なくするとか、何回にも分けてご案内するというのも無理があります。

そこで先日来いろいろ検討している電視観察、実はアフターコロナの対応を検討する一環でもあります。

上は手前の望遠鏡に取り付けたCMOSカメラの画像をノートPCでに取り込み、その画像をプロジェクターで投影しています。

これが星でできれば、望遠鏡をひとり1人覗かなくても同時にたくさんの方に見て頂くことができるわけです。(実際にこんな方法になるかどうかは暗中模索状態ですが・・・)

すでに各所で同様な手法の観察会が開かれているのですが、現状スタパで所有している機材を用いて、実際にスタパでスムーズに行うためにどうすれば良いかとなると、かなりノウハウの蓄積が必要になります。

どの天体を、どのような機材を使用し、どのような配置をして見て頂けば楽しくできるかか検討を進める必要があります。

夏休みまでには何とか形を整えて対応できるようにしたいと考えています。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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アフターコロナを考える への2件のフィードバック

  1. T-Studio のコメント:

    オーナー様

    コロナの影響は大きかったですね。。(当家もこれからもっと現実的な問題が出そうです。)
    電視観測会をお考えとなると、環境の構築が重要ですね。
    以前だと専用システムを設計しないとできませんでしたが、現在では工夫すれば複数カメラの観望や雨の日のバーチャル観測会などまで行える環境が廉価に手に入りますので、挑戦しがいのあるテーマだと思います。
    (機能もそうですが、いかに安定させるかがとても重要ですね)

  2. スタパオーナー のコメント:

    アフターコロナがどのような状況になるかまだまだ予想が付かないですが、ある程度のソーシャルディスタンスを確保しながら観察会や雨の日プログラムを実施するというテーマはかなり難しいですね。
    おっしゃるとおり安定して運用できることが重要で、トラブルがあっても即座に柔軟にリカバリーができるようなシステムでないとゲストにも自身にも大きなストレスとなりますね。
    まあ、ノウハウを積み重ねて行くしかないのでしょうが・・・

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