今日は良い天気。
午前中は快適に涼しかったですが、午後にはかなり気温が上がりましたが夜も良く晴れました。
スタパの花コスモスがようやく花を付け始めました。
さてペルセウス座流星群も一段落したのでニュートニー君シリーズです。
これまで基本的には純正仕様のまま紹介や使い方を説明してきたのですが、実際に使っているとだんだん、ああしたい、こーしたい、というところが出てきます。
このシリーズは初心者のかた向けと考えているのであまりぶっ飛んだ改造や、高価なアクセサリーは組合わせない前提で話を進めたいと思います。
まずはニュートニー君を使う上で絶対にあった方が良いと思うのはカメラ三脚です。
純正のままだと卓上式なので適当な高さのテーブルがないととても使いにくいです。
でも空の開けた場所で使おうと思ったとき、そうそう都合良くテーブルがあるとは限りませんよね。
どこでも使えるという意味では、少し頑丈めなカメラ三脚に鏡筒を載せて使うのがお奨めです。(ニュートニー君の鏡筒は一般的なカメラ三脚に取り付けることができます。)
ただしあまり安価なものですと動きが渋くてギシギシした感じで扱いずらかったり、脚部が細すぎてブレが気になったりします。
できるだけ事前に試してから購入する事をお奨めします。
ニュートニー君純正の架台は実はかなり良くできていて、架台下部にあるクランプを軽く締めた状態で「スーッ、ピタッ」という感じで操作できます。
実はこれと同じような操作感が得られるカメラ三脚を入手しようとするとニュートニー君をもう1台購入するのと同じかそれ以上の出費必要になる可能性が高いです。
まあある程度しっかりしたカメラ三脚を購入しておくと相当長く使えますので、ここで買っておいても損は無いかと思います。(私が17歳の時に買ったカメラ三脚は50年近くたった今でもまだ現役です。)
さて動きのスムーズな三脚(雲台)で低倍率なら必要ないのですが、月の写真を撮るのに正確に中央に持って行きたいとか、もう少し高倍率が使いたくなると微動雲台という部品が欲しくなります。
三脚と鏡筒の間に置いて微調整ができるので便利な部品です。
最近ではあまりメジャーな部品ではないですがビクセンで扱いがあり、5千円前後で入手可能です。(写真の微動雲台は古いミニスコープに付属していたものです。)
50倍くらいでもスーッと追いかけることができて快適です。
微動の可動範囲はあまり広くないですが、1時間くらいは追尾可能ですので「一晩中見るぞ~」というのでもない限りそれほど困ることはないと思います。(続く)