西に傾く夏の大三角

今日は雨のち曇りの一日。

先日の虹が秋梅雨のはじまりの合図だったのかも知れません。

空は晴れないのですが、この時期少し遅い時刻になると夏の大三角が西に傾きだし、真上にある真夏の頃よりも眺めるのにはちょうど良い感じになります。

この時期の夏の大三角を見ていて気付くのは、ズーッと「かかあ天下」でアルタイル(彦星)より高い位置にあったベガ(織姫星)が、アルタイルとほぼ横並びになることです。

しかもこの横並び状態はこの先11月後半にこの2星が地平線に近づくまで続くのです。

まるで難関を乗り越えたカップルが手を携えて進んで行くようで微笑ましいです。

この先、西空に横並びのベガとアルタイルをぜひ見つけてみて下さい。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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