ZWO ASI AIR-PROを使う その3

昨晩は宵の口に天気予報に無い突然の雨が降り、その後スカッと晴れました。
(まるで熱帯のスコールのよう?)

そんなわけでAIR-Proの運用試験の続き。

一昨晩はレデューサーを組合わせた焦点距離の設定値が悪かったのかプレートソルビングがうまく行かなかったので、事前に概略の焦点距離を測定して実情に近い値を設定したところ自動導入やセンタリングが正常にできるようになりました。

オートガイドもはじかれてしまう画像も多いのですが、じゃじゃ馬をうまく御してくれています。

上はメシエ天体の中で最南端に位置したうみへび座の棒渦巻型系外銀河M83

南に低く、周囲に星が少ないのでオートガイドシステムには厳しい天体なのであえてテスト向けに最初に選んでいます。

写りはまだまだだけれどAIR-Proシステムが正常に稼働することが検証できたので大満足。

40cmの主焦点に0.6倍レデューサーを組合わせた超望遠撮影(2500mm相当)
ASI533MC(-10℃冷却)にて30secx43スタック

気をよくして惑星撮像システムに交換して、土星・木星を撮影(冒頭の写真はそのシステムです)したのですが、見事に玉砕。

シーイングが悪すぎて画像処理しても模様が全くあぶり出せない状態・・・

悔しいのでスマホコリメートで月。

意外によく写ってしまうのが何だかなぁという感じです。

さて今日も日中は良く晴れたので庭仕事。(夜は曇りましたが・・)

駐車スペースにも植栽部分にもほとんど雑草が無い状態になっています。

ここまで真面目に雑草と闘っているのは開業当初以来かもしれません。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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ZWO ASI AIR-PROを使う その3 への2件のフィードバック

  1. T-Studio のコメント:

    オーナー様

    INDI関連一通り稼働可能になったようですね。
    ドライバの設定が済めば安定して使用できますよ。

    ドームからLanケーブルでも引っ張ってくればリビングでも安定操作できるので過密にならず電視観望できますね。

  2. スタパオーナー のコメント:

    T-Studioさま
    ありがとうございます。
    UBUNTU+Kstarsシステムが一段落したのでASIAIR-Proの方を詰めています。
    (実際にはASIAIR-ProもINDYですね)

    Kstarsで経験を積んだ分、ASIAIR-Proは本当にすんなり使えます。

    ただしASIAIR-ProはZWO縛りがあるので最終的にはやはりUBUNTU+Kstarsシステムが良いかな?と思っています。

    今のところドームの遠隔操作ができないので完全な遠隔操作は無理なのですが、UBUNTUのPCの場合同じWi-Fiネットワークを使用しているPCやタブレットからWi-Fi経由で遠隔操作ができるので敷地内くらいの範囲であればかなり安定した遠隔操作できそうです。

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