60mmガイドスコープの整備

今日も曇り時々晴れで、夜は雲の向こうのあの辺に月があるねといった空です。

今日も日中は除草作業・・・、午後から雨の予報でしたが降らずじまい・・・・

さてネットオークションでアストロストリート社の60mmガイドスコープ(ジャンク扱い)を入手しました。

ジャック扱いなので最悪使えないかも知れないことを覚悟のうえでの入手です。

まずはそれほどひどい汚れではないですが対物レンズを清掃。

ドロチューブの粗動固定ネジが欠品だったので、手持ちの蝶ネジで代用します。

ヘリコイドフォーカサーの摺動部が空回りしていたので調製しながら締め直し。

これで良いかな・・・? と接眼レンズを付けて景色を見ると何だかとてもコントラストが悪いので、接眼レンズを外して中を覗くと・・・

合焦筒(ドロチューブ)の内側がピカピカに光っています。

迷光が接眼レンズ内に大量に入りコントラストが悪くなっているようです。

そういう仕様だと言われればそれまでなのですが、何だかとてももったいない気がしたのでスタパ流の内面反射軽減対策を施すことにしました。

ドロチューブに内接するサイズの紙に黒色植毛紙を貼り

ドロチューブ内に納めます。

写真に撮るとまだドロチューブ内に光が入っているのが見えますが、実際に迷光の量自体は(感覚的ですが)百分の1くらいになっていると思います。

接眼レンズを付けて覗いてもコントラストの低下がほとんど分からないくらい改善されています。

前後のキャップも欠品していたので、ジャンクBOXの中から適当なサイズのキャップを引っぱり出しました。

あとは鏡筒保持用のローレットネジが6本中4本欠品しています。

手元に1本だけあったM5×30mmがジャストサイズなので近々ホームセンターで調達しようと思います。

ジャンク扱いの品物でしたが何とか私の手に負える範囲で、充分に機能してくれそうで安心しました。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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