今日日中はやや雲が多いもののまあまあの良い天気。
でも夜は少し雲多めでのんびり星が見られるほどの天候ではなくなってしまいました。
さてをわりと好天だった昨晩、サイトロン社のスターエンハンサーフィルターで再度試写に挑戦しました。
前回はスタパから見てあまり光害の影響の無い北西の方向の写真だったのですが、今回は甲府の光が明るい東側に向けての比較です。
まずはフィルター有り、
そしてフィルター無し
いずれもOM-1+NOKTON10.5mmF0.95にてF2.4/ISO3200/20SecのJPEG撮って出しです。
雲が急速に動きフィルターの取り外しをしている2分の間に雲が広がっていますが、フィルター有りでは
・輝星が適度に強調され
・絞り環による輝星のスパイダーが軽減
・全体にパープルフリンジが抑えられ
・低空の街灯りが自然な感じで抑えられ
・ 〃 雲や微光星がクッキリ表現されている
という感じがすぐに分かります。
フィルター有りのほうが0.5段分くらい減光されているはずなのですが、パッと見では星の写りに大きな差が感じられません。
拡大して細かく見るとフィルター無しのほうが圧倒的にたくさんの微光星が写っているのですが、星座などの表現力はフィルター有りのほうが良いと思います。
少し真面目に処理したのがこちら・・
まああくまでも好みの部分もあるのですが、個人的には星景写真の常用フィルターになると思います。(てか、おかみと取り合いかも・・・)