今日は曇りがちの一日。
星空案内人講座最終日で、30名の準ソムの皆さんが誕生されました。
これからのご活躍を期待したいと思います。
さてドタバタしていたのですが講座中に今話題の電視観望専用望遠鏡「Seestar S50」がスタパにやって来ました。
以前紹介したときに個人的には買わないかも・・?とここでは書いたのですが、縁あってスタークラウドさんの取り計らいで、製造元であるZWO社の正規代理店である「星見屋」さんから1ヶ月の期限付きでお借りすることになりました。
スタパとしては絶賛機材整理中なので機能の被る機器の購入を控えているので、急いで購入の予定ではなかったのですが、興味が無い訳ではなく今話題の最新機種を使ってみたい気持ちは大ありです。
発泡樹脂系のハードケースを開けるとSeestarS50の本体と三脚が入っています。
(三脚はカーボン製で超軽量です。)
本体・三脚以外に太陽観察用フィルター、充電用USB-Cケーブル、簡易取説(英文・中文)が入っていました。
たったこれだけで太陽・月、様々な天体の画像を撮れてしまうのですから、まさに超クールといった感じです。
同梱されていたQRコードからチュートリアルや取説を見ながら組立、セッティングして行きます。
チュートリアルでは三脚を開いて置いてから本体を三脚に取り付けるよう指示があるのですが、本体側の三脚取付ネジ穴がいきなりネジで始まるので最初の半回転の噛み付きが悪く本体を取り落としそうになります。
三脚側の雄ネジの位置決めをしやすいよう本体側に少し段差を付けてもらえると、暗い中でも苦労せず取り付けられると思います。
私は安心のために上のように本体を逆さまに抱えて閉じた三脚を上からねじ込むようにしました。
実はこれプロトタイプのときから星見屋さんでは気付かれていたようで、上のような動画が準備されていました。
純正の三脚は小型軽量なので逆さまにして取付け可能ですが、逆さまにできない大型の三脚に取り付けるときは充分に注意して取り付ける必要がありそうです。
(うまくネジが噛み合ってくれなくて本体を取り落としたら泣きです・・・)
組立は20秒くらいで終わり(本体を三脚に取り付けるだけです)、電源オン。
はじめだけスイッチ操作の作法を取説通りに行えば機器の立ち上げやスマホ(私はタブレットを使います)との全く問題無く完了します。
スイッチを長押ししてアプリの指示通りに進めれば接続もなんなく完了します。
昼間の屋内ですが、とりあえず天空に見えていそうな天体に向けてみると何となくその方向に鏡筒(鏡体?)が向きますので、気を良くして風景モードで夕闇迫る遠くの木立を撮影してみました。
オートフォーカスや露出調整をして撮影したのがこちら。
窓ガラス越しなためカラーバランスが少し変ですがかなり暗いのにちゃんと写ります。
実際の星空での使用が楽しみです。