今日も青空! 良い天気です。
さてスタパにやって来たSeestar-S50、使い倒そうとまずは太陽の観察をしました。
タブレットと接続して太陽観察モードに入ると下のようなアラート画面が出ます。
そこで付属の太陽観察用フィルターを付けます。
ぴっちり、しっかりはめこまないといけないので、注意深く押し込んで取付けします。
そして確認ボタンを押すと太陽を探し出します。
はじめいい加減にSeestar-S50を置いたので導入に失敗しました。
鉄筋のたくさん入った土間コンの上でやったのがダメだったのかも知れません。
ウッドデッキに移動してコンパスアライメント(三脚ごと水平回転)や傾き調製をして再トライ・・
見事中央に捉えることができました。
黒点や黒点の半影部分、白斑がしっかり見え、粒状斑も何となく見えます。
写真画像として残すことはもちろん動画にして残すこともできます。(撮影画像は11月13日のもので、オレンジ色に写るのは太陽用フィルターの特性でです。)
ファーストライトが太陽だった望遠鏡は私史上初めてかも知れません。
使っていてSeestar-S50の昼間太陽を捉えるために水平出しがかなり重用であることが分かりました。
三脚の長さを変えて調製をするのが正しいのですが、最後の0.1~0.2°を追い込むのはかなりたいへんです。
やっていて気付いたのですが、地面の摩擦が大きい場合には三脚の開き角をチョイ・チョイいじることで微調整が利きます。
高価な角度調整機器を購入しなくてもこれで充分という気がします。
Seestar-S50お借りしたんですね。
このようなスマート望遠鏡は面倒な設定いらずでケーブルまみれにならないので理想的な環境だと思います。(個人的には視野角30度程度のサブ鏡筒もセットにしてほしかったですが。。EAAだと広視野でも目的の天体が見えるのでどこに何があるのかを把握するのに非常に役立ちます。)
廉価なスマート望遠鏡やStarSense Explorerのような廉価な導入支援機が初心者に売れず、一部のマニアが購入しているという状況が今の天文趣味の現状を現しているように感じます。。。(初心者は買っても一万円以下の入門機のみ→物置の肥やしに。。)
S-Studioさま
はい、縁あってお借りすることができました。
少し使い方にクセはあるのですが覚えてしまえば難しいことをなにも気にすること無く、難しい知識も不要で色々な天体をリアルタイムで撮像してたのしむことができます。
ただ既に電視観望をしていてある程度使いこなしている人が使うと色々な面でモヤモヤした気分になるような気がします。
はき出される画像のクオリティーとか、解像度とか、画角の中途半端さとか、導入精度とか、追尾精度とか、位置調整の自由度とか・・・
まあ他のスマート望遠鏡が何十万円もする中で快挙とも言える破格の価格とスペックで切り込んだことは賞賛に価しますし、モヤモヤの部分は時間が解決してくれるのだろうと今後に期待です。
カメラレンズ1本の値段くらいで電視観望の世界に入れるという意味で、電視観望未経験のカメラマニアや電視観望途中挫折の初級天文マニアには嬉しい製品なのでは無ないかとも思います。
もともとニッチな市場なのでその層に広がるだけでも意味があると思っています。