久々に少しだけ真面目な天体写真を(続き)

今日は曇りな一日。

昨日までの天気予報はかなり絶望的だったのですが、何とか雲間に星が見える状況になりました。

今夜は双眼鏡大好きゲストだったので久々にFUJINON40×150の登場。

これで見るオリオン大星雲や二重星団は40cm望遠鏡や電視観望とはまたひと味違った見え味。

思わず「フフフ・・・」と笑ってしまうほどの迫力です。

さて昨日の続き、少しだけ真面目に写した天体写真です。

まずはNGC2264(クリスマスツリー星団とコーン星雲)です。

中央やや上寄りの明るい星がツリーの根元で、そこから下向きに逆三角の星の並びで逆立ちしたツリー。

さらにツリーの先端から下に暗黒帯が伸びているのですがここの部分がコーン星雲ということになっています。

次はオリオンの棍棒の先にある星雲NGC2174(通称モンキーヘッド星雲)です。

このブログでは何回か紹介していますが孫悟空のようなお猿の横顔に見えて面白いです。

電視観望の記録として撮影していましたが真面目に写したことがなかったので撮ってみました。

もう一つ赤い星雲IC443(通称:クラゲ星雲)です。

この星雲、赤いですが超新星爆発の残骸だそうです。

最後はお馴染み(?)、M78星雲です。

赤い星雲が多い中、この星雲は白いです。

赤い星雲というのは恒星の紫外線を受けた水素ガスが発光するためなのですが、この星雲は反射星雲と言って単純に近くにある恒星の光に照らされて雲のように白く見えているのだそうです。

メシエ天体の中では唯一の反射星雲だそうです。

いつもだと3分間クッキングならぬ3分間スタックの電視観望を15分から30分かけてスタックしましたので撮影できる対象は限られます。

ひとつの天体にを何日もかけて撮影するの方も多いので、それと比べるとナンチャってなのですが、いつもより時間をかけたなりの仕上がりに大満足です。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
カテゴリー: 天体写真, 天文関係 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください