今日はまた晴れのち曇りに逆戻り
好天に恵まれた13日と14日の晩は15㎝マクカセ+AM5赤道儀の組合せでいろいろな撮影をしました
なぜ今更この組み合わせ? という感じもしますが、
・AM5赤道儀にBKMAK150を載せてまともな観察をしたことがほとんどなかったこと
・ここのところF値を小さくすることばかり考えていたのですが
レデューサーなど余計な光学系を入れないほうが
シャープな画像が得られるのではないか
周辺像がよくなるのではないか(少なくともスタパ所有のCMOSカメラなら)
長焦点なら小さな天体にはよいのではないか
輝星が近くにあってもフレア・ゴーストの発生が少ないのではないか
などなど小さなF値にこだわらないメリットもあるかもしれないと考え、物は試しとなったのでした
AM5赤道儀のガイド(追尾)精度がBKMAC150の焦点距離(1800㎜)を許容してくれるかも大きな検証ポイントです
まずは小さな天体狙いということで、スタパのCMOSカメラの中では一番高精細なピクセルサイズのASI678を使ってこと座のリング状星雲M57 を狙ってみました
ガイド鏡には一般的なf120㎜+ASI120MMを使用していますが、かなり安定していてほとんどの場合2”以内の誤差で追尾してくれていました
はじめはガイド精度が心配だったので露光時間短め(10sec)でゲイン高めにしたのが災いしたかスタックを多めにしてもノイズだらけの画像になってしまいました
ASI678はディープスカイ向けではないのかもしれません
適切なゲインの設定、露光時間、まじめなダーク補正などを検証する必要がありそうです
とはいえ梅雨入りまじかのこの時期その辺を落ち着いて検証する時間ももったいないのでCMOSカメラをASI533MCに変更して検証を続けることにしました
気温の高めなこの時期、冷却カメラのほうが安定した検証が可能ですしね(続く)