Vixen SDE72SSがやって来た その10

今日日中は雲が多めでしたが夜は良く晴れました

ただし昨晩より風が強く気温がかなり低いです

月の写真は撮れましたがシーイングがとても悪かったです

さて今夜も昨晩に続きSDE72SSとスタパにある8cmクラス鏡筒の見えかた比較についてです

Vixen A80Mf(D80mmf910mm)、SVBONY SA401(D85mmf450mm)、MEAD ETX90(D90mmf1250mm)とSDE72S(D72mmf432mm)の対決になります

昨日もチラリと口径は大事と書いたのですが、鏡筒内で3回鏡面反射があるマクカセ式のETX90は別として微光星の見えかたについては、
SA401>A80Mf>ETX90≒SDE72SS
という結果になりました(当然と言えば当然ですね)

感覚的にはオリオン大星雲内の四重星(トラペジウム)を見たときSA401はすんなり4個が見えるのに、SDE72SS(ETX90もですが)では3個はすぐに見えるのですが、そこに4個目があるはずと思って見ないと見えてこなかったりします
(A80Mfはその中間の見えかたといった感じです)

同様にM65-66やM51などの系外銀河についてもSA401だと楽に見付けられるのに、SDE72SSだとそこにあるはずと思って探さないと見えなかったり見えづらかったりします

高倍率での木星や二重星の見えかたについては少し様子が変わり
A80Mf>ETX90≒SDE72SS>SA401
という結果になりました

SDE72SS>A80Mf>ETX90>SA401
という結果になりました

(12/28追記:ネットで調べていたらSDE72SSは天頂ミラーと天頂プリズムで見えかたが変わるという記事を見付けました 天頂プリズムを使用して再検証したところ天頂ミラーよりも明らかに良く見えることがわかり順位に変化がありました)

SDE72SSはさすがFPL53を使用したアポクロマートで口径ミリ数3倍の倍率(216倍)でも像が破綻せず、色収差は感じられず惑星の模様がハッキリ、気持ち良く見えます

A80Mfは充分大きな口径比としっかりした鏡筒内の迷光防止が効いているのか色収差はあるもののスッキリとコントラストの高い像を見せてくれました

SA401は正立プリズムの影響か、高倍率では色収差は少なめなのですがコントラストが今ひとつでした

ETX90は色収差はないですがコントラストが今ひとつというように感じました

まあサイドバイサイドで重箱の隅をつつくように見比べているので順番が出ますが、ビックリするほど違うというほどでもないと言うのが本音でもあります

またこのクラスの鏡筒で本気の惑星観察をするつもりもないので、150倍くらいまで破綻なく使えて、木星の縞や衛星、土星の環、月のクレーターがクッキリ見えたら充分です

むしろ20倍以下の倍率からスタートできるSA401やSDE72SSは眼視用に天空散歩を楽しむのには重宝します

眼視観察特化ならSA401、写真も眼視も(フォトビジュアル)の機能を望むならSDE72SSかな~という結論です

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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