台風が日本列島を横断。
幸いスタパ周辺はそれほどひどい天候にはなりませんでしたが、台風一過で
快晴! という感じでもなさそうなので困ったものです・・・
さて、少し間が空きましたが「超々・・」シリーズの再開です。
今回は「接眼レンズの謎」というお題ですが、主になぜ接眼レンズは2枚(以上)
のレンズで構成されているか? という謎(?)について考えてみたいと思います。
このテーマ、実は私にとってもズッ~と長いこと謎で、「超々・・」シリーズを
はじめる前からあれこれ調べたり考えていたのですが、なかなかスッキリした
答えが見つからず困っていました。
少なくとも私の手持ちの資料や、ネットで調べた範囲では分かりやすく解説
したものはありませんでした。
無いならなおさら分かりやすい説明が欲しくなり、あちこちの資料に断片的に
記載されているヒントをつなげ合わせて自分で考えてみることにしました。
夏前にはだいたい答えが出ていたのですが、それをまた分かりやすく解説する
というのは、これまた難しくたくさんの図版も起こさなければなりません。
望遠鏡光学の入門解説シリーズであるにも関わらず遮光環だのドロチューブ
だの、直接光学には関係ない話に寄り道をしていたというわけです。
さて、前置きはこのくらいにして本題に入ります・・・
接眼レンズには様々な形式のレンズ構成があります。
最近の高級な接眼レンズは別として、古典的な(昔から使われている)接眼
レンズはほとんど「視野レンズ」と「眼レンズ」という2枚(または2群)の
レンズにより構成されています。
モノセントリックと呼ばれる1枚(1群)タイプの接眼レンズもありますが、
かなりレアで一般的ではありません。
それでは虫眼鏡のようなシングルレンズでは、全然ダメなのかというと
そうでもなく、視野中心はけっこうよく見えます。
へたな安物の接眼レンズよりもよく見えるくらいです。
なのになぜ2枚にするのかとというのが一番の疑問だったわけです。
2枚に分ける最大の利点は(特に高倍率で)接眼レンズの見かけ視界を
大きくすることができ、アイポイントを長く取ってのぞきやすくするという
ところにあります。
なぜそうなるのか・・・ 次回以降に詳しく解説してゆきたいと思います。
(続く・・)
こんばんは。
夏のお忙しい時期、お疲れ様でした。
今年夏休みが終わってもお忙しい模様。
私は天体写真を撮る意欲はありますが
気力だけで体力がついていきません。
早く、スタパに行ける時期にならないかなぁって思います。(^_^;)
夜空さん
こんばんは
今年は夏休みが終わってもお客様が途切れず、かなり忙しいままが続いています。
(とてもありがたいことなのですが、)すぐにシーズンオフにならないので精神的には
少し辛いですね・・・(^_^;)
私も気合いの入った天体写真を撮れるようになるのはまだ少し先になりそうですね・・・
まあ天体写真は寒いくらいの方が良く撮れますので、それまで体力を養うのがよいかも知れませんね(^_^)