今日は曇り空の一日でしたが、夜になって晴れてくれました。
スタパ周辺は花盛りで、今年もスタパのスイセンが咲きました。
さて今夜は快晴となり、月の出も遅いし、黄砂の影響もかなり薄れているようだったので久々にSVBONYのフィールドスコープSV406Pを持ち出して星空散歩をしました。
深夜近くなって始めたので星空はすっかり初夏の星座たち。
主要なメシエ天体(3,4,5,13などの球状星団、51,81,82などの系外銀河、27,57など惑星状星雲)や二重星(アルビレオ、ミザール、はくちょう座30-31、こと座ε、ζ)などなど、生の星たちの輝きを堪能しました。
ここのところCMOSカメラによるEAAをすることが多かったので、生の星の光を眼で見ないことが多かったのですが、液晶画面ではなく直接眼に入る光はとても美しいと思います。
目的の天体を次々に見つけて、宇宙の神秘に思いを馳せるのも楽しいのですが、探す過程で次々に視野に飛び込んでくる様々な色や輝きの異なる星たち、ときには息を飲むほど美しい色や明るさの対比が楽しめたり、思わず「ホ~」といってしまうような面白い星の並びにであうことができるのはさらに楽しいです。
EAAで目に見えない天体が画面上にあぶり出されてくるのはとても楽しいですし、充分にライブ感を感じることはできるのですが、眼で星の光を生で見るのとは次元の異なる楽しみ方と思えてきます。
個人的には「やっぱり生(の星)が好き」だなぁ~と思います。