接眼レンズ用結露防止ヒーターの検討 その2

昨晩は遅くなって雪がパラつき今朝は銀世界でしたが、夜は良い天気になりました。

さて先日紹介した結露防止ヒーターですが、実戦で使用したところマスクから漏れる程度の息ではかなり良い結果になりました。

ただマイナス5℃程度での結果で、極寒の中ではないのでもう一段温度を上げられないか検討しました。

同じヒーターを先日導入したDC安定化電源に繋ぎ定格の5V加えると、約6.6Wの電力を消費していることが分かりました。

電圧を6Vに上げて見たところ消費電力は約9.3Wと約1.5倍になりました。

定格5Vの機器を6Vで使って良いのかという問題はあるのですが、特段大きすぎる発熱をしている部品もなさそうなので、自己責任で6V定格のACアダプターを入手しました。(こういった検討をサクッとおこなえるのが安定化電源の嬉しいところ)

5.5mm径の端子をUSBメスに変換するケーブルを用意(自作)しました。

このアダプターは6V2A定格の仕様ですので、6V時に1.5Aの電流が流れていたヒーターを使用できます。。

実際に接続すると、ヒーターの電源を入れる前はほぼ6V出ているのですが・・

電源を入れるとなぜか電圧降下して5.65V(8.2Wくらい)になってしまいます。

ただし手持ちのモバイルバッテリーでも実際には電圧降下があって・・

電力も5.2WくらいののでACアダプターを使用すれば実質1.5倍くらいの電力になりそうです。

よほど故意に息を吐きかけない限りは大丈夫そうなので、スタパドームではこの組合わせで行こうと思います。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
カテゴリー: 望遠鏡・機材 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください