今日は終日良い天気。
宵の口に少し雲が広がりましたが、その後は快晴に。
一昨日は皆既月食の満月のでしたがまだまだ月は明るいです。
さて一昨日も書いたので少ししつこいのですが皆既月食は田舎で見るに限るというお話し。
上は皆既中に撮影した星空の写真です。
うっすらとですがカシオペヤ座付近に縦に天の川が写っているのがわかると思います。
(中央右下寄りのオレンジ色の点が皆既中の月、右上の白い点が木星。皆既中の満月が木星とそれほど違わない明るさという不思議!)
皆既が近くなるとだんだん暗い星が見えるようになって、皆既になると天の川まで見えるようになるのです。
満月の時の星空はスタパでも3等星がやっと見えるくらいのことが多く、そんなときは都会での見え方とそれほど変わらないのです。
でも今回のように皆既の時間が長いとその間に星雲星団の観察や撮影でもしてやろうかと欲が出てしまうほど暗い星々が見えるようになるのです。
私自身当地に越してきて月食を観察するまでは「月食って退屈で赤い月が眺められたらそれで良いよね~」なんて思っていたのですが、当地で月食を観察してそのドラスティックは星空の変化に感動を覚えたものです。
今回のように皆既中に天王星食が起ころうものなら、退屈どころが忙しいのなんのと言うことになるのです。
都会で皆既月食を観察するというのは皆既月食の楽しさの半分も味わえないと思えてしまします。
平均すれば3年に1回くら見られる皆既月食ですが、その日に晴れるかは運任せですし、観察しやすい時刻に起こるかということも考えると、見られるチャンスは10年に一度位になってしまいます。
そんなレアなチャンスなのですからどうせなら星が綺麗に見える場所へ遠征して見る価値は充分にあると思うのです。
次回日本(本数付近)で観察できる皆既月食は2025年9月18日(その次は2026年3月3日)です。
次回はぜひ田舎で皆既月食をご覧下さい。
皆既月食当日にお邪魔させていただきありがとうございます。
(それらしい機材と車がしっかり写っていますね)
皆既中に天の川が見えるほど、空の明るさが変化するのは貴重な体験でした。
オーナー様がおっしゃる通り「皆既月食は田舎で見るに限る」ですね。
阿部さま
この度もご利用をいただきありがとうございます。
天候に恵まれ月食中に雲の邪魔を全く受けることなくお楽しみ頂けて何よりでした。
皆既月食中に星が蘇る様子は皆既日食中に星が見えるという状況以上に感動的だと思っています。
皆既日食は海外に遠征しなければ見られないにに対し、皆既月食は国内で見られるのですから少しだけ遠征しないのはもったいないと思うのです。
今後とも皆既月食はぜひとも田舎でご覧下さいませ!、