今日も厳しい寒さの好天が続きます。
昨晩の続きでAM5赤道儀に載せたセレストロンのシュミカセC5(D125/f1250mm)に同社のf3.3レデューサー(絶版品)を組合わせて、ASI585MCでディープスカイの撮影です。
まずはM81-82のペア銀河、画角的にはなかなか良い写野です。
オリオン座M78星雲付近です。
オリオン大星雲のすぐ上にあるNGC1977、通称ランニングマン星雲と呼ばれる天体です。(暗黒帯が走る人の影のように見えるかな・・?)
というわけでお目汚しな作例を幾つかご覧頂いたのですが、結論から言うとf3.3レデューサーとASI585MCの組み合わせは少し無理があるようです。
f3.3レデューサーは元々もっと小さなセンサー向け(1/3”程度?)の製品のようで1/1.2”のASI585MCとの組合わせでは、
周辺像が悪く、輝星のフレアがひどい
周辺減光が激しくナンチャってフラット画像の補正では歯が立たない
という結果となりました。
まあウエブサイトなどで小さな資料用写真として使う程度なら使えそうですが、観賞用にはちょっと無理がありそうです。
シュミカセとレデューサーの組み合わせは口径が稼げるので良かれと思ったのですが、ASI585MCくらいまでセンサーサイズが大きくなると、そううまくは行かないようです。