散開星団が面白い その12(いっかくじゅう座4)

今日も晴れているのですが春霞がひどいです。

上は昨晩撮影した春霞の中の月です。

さて散開星団シリーズ、いっかくじゅう座がまだまだ続きます。

今回も北端近くのバラ星雲付近と南端近くのM50やカモメ星雲付近の中間付近にある星団を紹介してゆきます。

下はバラ星雲近くの小さな星団NGC2262です。

HⅡ領域の濃い部分ではありますが星団自体は40cm望遠鏡でもかなり厳しい対象でわずかにモヤッとした見え方です。(Star*Partyの”*”の上あたり)

次はNGC2301、GreatBird(グレートバード)とかハグリッドドラゴンといった名付きの星団です。

十字とか卍型といった感じに星が並んでいるのがよく分かります。

下はNGC2286。

やや明るめの星の囲まれた微光星の集まりで、眼視では微かにパラパラと微光星が見える程度です。

次も眼視ではかなり厳しい星団NGC2250。

逸らし目をしているとわずかに微光星がパラリと見えてくる感じです。

下のNGC2215はいっかくじゅう座のNGC散開星団の中で最もオリオン座よりにある星団です。

小さくて全体に暗い星が多いのですが、わりと粒ぞろいで整った感じの散開星団です。

本日の最後はNGC2311

これもかなり淡いですが、わりと明るめな楕円状に並んだ星列(画面中央ややや左)の右側(ほぼ中央付近)がモヤッとして見えていました。

まるで修行のように暗い星団が続きましたが、いっかくじゅう座の散開星団はまだ続きます。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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