散開星団が面白い その14(いっかくじゅう座6)

今日のスタパ周辺は薄曇りからだんだん本気の曇り空に・・・

上は昨晩撮影した春霞の中の月です。

春霞で見た目はぼんやりしていますが、気流はまあまあで意外に良く写りました。

今日も散開星団シリーズ、いっかくじゅう座の最終回です。

今回もいっかくじゅう座の南端近く、まずはかもめ星雲付近です。

眼視でかもめ星雲は見えないのですが、やたらとたくさん星があるのは確かです。

星雲の中にはNGCナンバーのついた2343・2335以外にもCrカタログの星団が幾つか入り乱れていて個性の違う散開星団が一望できて面白いです。

かもめ星雲のすぐ東(左)側には昨日紹介したNGC2353(アヴェリーの島)がありますがさらにその東にとても小さな散開星団NGC2368があります。

小さいのと微光星ばかりなので眼視ではその存在を確認することができませんでした。(写真の線で示したあたり)

NGC2506はいっかくじゅう座の一番南東より、とも座との境界近くにある星団です。

粒の揃った微光星の集団で、とても遠くにある散開星団という感じです。

以上でやっといっかくじゅう座の星団が終わりです。

この先いっかくじゅう座以上に星団の多い「とも座」があるのですが、南に低い(=観測できるチャンスが限られる)ことやすでにシーズンが終わりかけていることもあり今シーズンに紹介しきれるか微妙です。

次回以降は先に素通りしてきたオリオン座とおおいぬ座の星団紹介をしたいと思います。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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