今日は先日お知らせした国立天文台の特別公開日「三鷹・星と宇宙の日」でした。
予定通り私も行ってきました。
新しい施設もたくさんできていましたが、35年前と変わらず三鷹のシンボル
とも言える65cmの屈折望遠鏡は鎮座していました。
常々思うのですが、日本天文学者たちが偉いのは、こういうイベントの時に
何とか自分たちがしている研究を一般の人たちにわかってもらおうと、
精一杯努力していることです。
これは、一般の理解を得たり、ファンを増やすことにより、自分たちの
研究費を稼ごうという下心がタップリなのですが、天文台のトップから、
学生まで徹底しているところが凄いです。
とにかくサービス精神旺盛で、一つ質問すると十くらい丁寧に、しかも
分かり易く面白おかしく説明をしてくれます。
日本に居ながら南米のアンデス山中に建設中の電波望遠鏡での記念写真を
写してくれたりします。
自分が星好きというひいき目はあるのですが、研究成果の説明に努力を
惜しまない彼らの姿勢は好感が持てます。
知的好奇心が最大限に刺激された一日でした。