今日は久々に青空を見ることができました。
夜まで持ってくれたら・・と思っていたのですが、夜には 曇り/雨 となり、
星空を見ることはできませんでした。orz・・・
さて今日も「月を味方にする」シリーズ、昨日、一昨日に続き月の全景写真を
撮影するテーマのヒントです。
よく「昇ったばかりの月は大きですよね」とおっしゃる方がいます。
確かに大きく見えますが、これはあくまでも錯覚です。
詳しくは2009年10月8日掲載の「月光浴の科学(サイエンス) -その10-」
をご覧いただくとして・・。
ようは眼からインプットされた画像信号を、脳で画像処理した後、過去の
情報と照らし合わせて解析して、認識するまでの過程で、実際の大きさより
大きいと誤認識をしてしまうために大きく見えるきがするわけです。
実際には地平線上に昇ったばかりの月より、天頂近くに高く昇り詰めた月の
ほうが地球の半径分近づくことになるので、実際にはこちらのほうが大きく
見えるはずです。
月までの平均距離38万キロに対して地球の半径は6千キロあまりですから
約1.6%ほどの違いがでます。
かなり精密に比較しないと差が分かりにくいかも知れないのですが、マジメに
やれば、これもかなり教育的資料として活かせると思います。
さらに言えば、地平線(または水平線)近くの月は(太陽もそうですが)大気の
屈折の影響で上下につぶれて見えます。
これも加味して比較すればさらに昇ったばかりの月が小さいということを
証明するよい資料になると考えられます。
スタパは山や森に囲まれているため、遠征でもしない限りこのような写真を
狙うことができません。
どなたか挑戦して頂けないでしょうかね・・・。
この写真、すごいですね。
なにか、合成のような違和感のある異質な感じの写真ですね。
混沌 様
コメントありがとうございます。
月を際だたせるためのちょっと画像処理をきつくかけすぎたかもしれませんね・・。
違和感があるのは多分そのせいかと・・m(_ _)m