今日は曇りときどき晴れ。
夜も雲間にときおり月がチラリといった感じですが、スーパーブルームン(?)の前日らしくとても明るかったです。
昨日完全復帰した40cm望遠鏡の調子を確認しようと準備したもののこの雲ではね・・・
さて先日<こちら>でフィールでスコープにCMOSカメラを取付けてコリメート撮影をする手法を紹介しましたが、それに使用するために入手した8mmのカメラレンズがなかなか優れものであることが分かってきました。
フィールドスコープとの組み合わせではなく、適切な接眼レンズと組み合わせることにより天体望遠鏡でのコリメート撮影について少し検討することにしました。
8mmレンズの開放F値が1.6なので望遠鏡の主鏡のF値を縮小してできるだけこの値に近づけるための接眼レンズの焦点距離を求めます。
縮小率 = CMOSカメラレンズ焦点距離/接眼レンズ焦点距離
の関係から例えば接眼レンズ焦点距離が40mmなら1/5、50mmなら1/6.25、60mmなら1/7.5になります。
主鏡の口径比がF10なら接眼レンズ焦点距離が50mmであればF1.6に縮小できることになります。
そこで登場したのがこちら
ラベンデュラ45(表記は45mmですが実質50mmの焦点距離)です。
このレンズ見え味はとても良いのですが焦点距離が少し長すぎるのと見かけ視界が狭いのであまり出番がなかったのですが、コリメート用としては像面が平坦でとても良いレンズです。
とりあえず室内で検証。
BKMAK150に組み合わせてみます。
結構な迫力で撮影ができそうです。
8mmレンズ単体だとこんな感じで、露光は1段も変わらないくらいです。
この組み合わせで40cm望遠鏡に取り付けるとどんなことができるか?
ちょっと試してみたいと思います。
スタパオーナー様
大石です。
8mmのCCTVレンズは現在、私の使用している物と同じようです。
私のSW32mmより良質な接眼レンズと、40㎝の大口径でのコリメート電視観望では
大迫力の画像が見られるのではないでしょうか。
ライブスタックの画像を期待しています。
大石さま
やはりこのレンズに行き着きましたか・・・(笑)
このセットでどんな画像が得られるのか少し試して見たいと思っています。
追って作例を紹介したいと思います。
ご無沙汰しております。毎日ブログの更新を楽しみにしています。
今回の縮小コリメートも記事を見て再トライすることとなりました。適当な良いレンズが無かったのですが、ブログのレンズは2/3型なので丁度良さそうなので取り寄せしました。
早速取り付けを確認して撮影までできました。外付けでのアダプターを持ち合わせていなかったのですが、BORGのSD-1等がうまく利用できました。
縮小コリメートはやはりF値の大きい暗いレンズ(カセグレン等)にはいちばん似合いそうですね。
細川さま
参考になってヨカッタです。
SD-1との組み合わせは光軸が確実に出るので安心ですね。
このレンズレンズ前焦点がかなり前玉に近いので接眼レンズとの距離をできるだけ近づけないと視野ケラレが起きやすいのが少し使いづらいところです。
その問題がなければF10以上の鏡筒との組み合わせで楽しめそうな気がしています。