ASI678MCがやって来た その1

今日は晴れたり曇ったりアラレが降ったりの激しい日中。

虹が出たあとは強風が吹き荒れ、妙に暖かかったです。

その後夜は強烈に冷えて、快晴となりました。

さて今日はしばらく前から購入を検討していたZWO社のCMOSカメラASI678MCが届きました。

ここのところ天文ドームで惑星の撮影や電視観察にはPlayer One社のNeptune-CⅡを使っていたのですが、いろいろ検討した結果こちらを迎えることにしました。

パッケージの中にはASI678MC本体に31.7mm用スリーブ、USB3用ケーブル、オートガイド用ケーブルと取説類が入っています。

ASI678MC本体には何と2.5mm/F1.2の対角魚眼レンズが着いていました。

ZWO社のCMOSカメラの製品写真にはこのレンズが着いていることが多いのに、実際には付属して来たことがなかったので地味に嬉しいです。

このレンズを使うととりあえずこんな写真が撮れます。(1sec×23Stak/Gain350/Bin2)

さて購入理由ですが、従来のNeptune-CⅡもこのASI678MCもセンサーサイズは1/1.8″で同じなのですが、ピクセルサイズが2.9μmと2.0μmという違いがあります。

惑星を撮影するとき、焦点距離が同じならセンサー上の惑星像のサイズは同じですが、ピクセルサイズが小さいほうがより高精細に惑星を写すことができるようになります。

ただピクセルサイズが小さいとその分ピクセル毎に受け取る光の量も小さくなるので感度の面では不利になります。

いろいろな組み合わせを最適化すると結果的にあまり違いが無いように言われているのですが、スタパでは40cm望遠鏡の直接焦点で使いたいという制約を付けているので、よりピクセルサイズの小さなカメラを使ってみたいと考えたわけです。(続く)

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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