今日もスタパ周辺は良い天気
昨日紹介したマジ改造の電子ファインダー、UV/IRカットフィルターが外付けになってしまったのと、どうせならセンサーが31.7スリーブの中に入らない通常のCMOSカメラで合焦するようにさらに改造を進めました
一番最初の切り詰めから3度目でようやくちょうど良いあたりに落ち着きました
純正のファインダー脚に取り付けると鏡筒の白い部分がほとんど見えなくなりそうです
眼視ファインダーとして使用する場合は接眼レンズに延長スリーブをねじ込んで使用する形になります
まああちらを立てればこちらが立たずといった感じではありますが(倍率を頻繁に変えないのであれば)機能としてはそれほど困ることもないです
で、最終的に試してみたかったのがこのスタイル
できるだけ軽敏なシステムでそこそこの口径、お安いCMOSカメラで、場所がよく分からないの天体の自動導入です
主鏡にセレストロンのC5(D125mm/f1250mm)、架台にAZ-GTi、電子ファインダーにD30mm/f120mmにSVBONYのSV305です
こちらで手動経緯台の導入支援用としてSV305を活用する手法を紹介しているのですが、場所の分からない未知の天体を導入する場合(どのみちPCを出動させるなら)プレートソルビングによる自動導入のほうが手っ取り早いです
電子ファインダーとして使用するためには(当然ですが)事前にピント合わせや主鏡の視野とファインダーの写野を合わせておかなければ使い物にならないですが、一度決まると結構サクサク見たい天体を視野に合わせてくれます
電視観望としてはカメラの性能も、ファインダーの望遠鏡としての性能も知れたもので、まあ写っているな~・・くらいの感じで割り切る必要があります(写真は上がオリオン大星雲、下がぎょしゃ座M38です)
眼視観察の支援用と割り切ってしまう方が良いかも知れません