双眼鏡で星空を楽しむ -その38-

今日も良い天気・・・

 

まさに梅雨明け十日といった感じですね。

 

道端には雑草のヒメジョオンがこれでもかとたくさん咲いています。

あまりに見慣れていて良く観察したことがないのですが、近くで見ると意外に
きれいだったりします。

タンポポにしてもヒメジョオンにしても、もっと控えめだったらみんなに
大事にされるのでしょうが、生命力が強すぎるゆえに嫌われてしまうのですね。

さて「双眼鏡で星空」シリーズ・・・

双眼鏡で天の川クルーズをするときのポイント、その2です。

前回書いたように、まず天の川沿いに眺めて各部位により天の川の見え方の
大まかな違いを楽しんだら、次はどんな星群(星の群れ)があるか細かく見て
行くと良いです。

天の川の中では星が多すぎて、これまで紹介してきたような何かの形を想像
できるような星列を探すのはかえって難しいかも知れません。

と言うよりはたくさんありすぎて、紹介が難しいものが多いです。

 

写真ははくちょう座γ星(固有名:サドル、北十字の交点にある星)付近ですが
無理矢理こじつけで星列を作るのはおこがましく感じるような気がしてきます。

星が多い場所だな・・・と思って調べてみると実は大きく広がった散開星団
である場合もあります。

 

IC4756と呼ばれる散開星団でNGC6633という散開星団と並んでみることが
できます。(もちろん条件の良い日に見てです。)

場所を説明するのが難しい所にありますが、へび座の尻尾の先に近い
所にあります。(天の川よく見える時は肉眼でも天の川の飛び地のように
見える場所です。)

ただ漫然と眺めるよりも、なにか面白い星の並びはないかとか星の特別に
密集した場所はないかと探しながらクルーズをすると、とてもクルーズが
楽しくなります。

ぜひ自分なりの星列を見付けてみて下さい。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
カテゴリー: 双眼鏡, 天文関係, 星空 パーマリンク

双眼鏡で星空を楽しむ -その38- への1件のコメント

  1. ピンバック: 双眼鏡で星空を楽しむ -その39- | スタパオーナー八ヶ岳日記

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください