双眼鏡で星空を楽しむ -その39-

今日は雨模様・・・

 

台風の影響か断続的に強く降ったり、やんだりで犬の散歩に出かけるのも
お天気と相談しながらといった感じです。

さて「双眼鏡で星空」シリーズ・・・

一昨日の続きで天の川クルーズをするときのポイントです。

まあ、天の川クルーズするのにあまり事前に先入観を持って見なくても良くて
ただただ眺めて楽しんでも良いのですが・・・

天の川のなかで星群星列を楽しむ場合の特にお奨めの場所を紹介しておきます。

まずは地平線の近くから・・

 

丸の1と2は「その13」(6/9)に紹介したさそり座からいて座にかけての星雲星団群
があるあたりです。

丸の3は「その28」(7/2)、「その31」(7/5)に紹介したM24付近

 

丸の4は「その12」(6/9)に紹介したわし座とたて座の境界付近「タレパンダ
星列」付近でM11もこの星列の中に含まれています。

丸の5は一昨日紹介したIC4756付近です。

1から5のあたりはどこを見ても様々な星群星列が飛び込んできますし、
明らかに星雲星団と分かる(=見ごたえのある)天体もたくさんありますので、
丸で示した部分は参考程度に考えて頂いて良いと思います。

次にはくちょう座からケフェウス座付近。

 

丸の6は一昨日紹介たはくちょう座のγ(サドル)付近

丸の7はデネブの少しケフェウス座より

 

天文ファンの方には北アメリカ星雲のあるあたりと説明したほうが分かり
やすいかも知れません。

淡い銀河を背景にわりと明るめの星がバラバラとばらまかれていてきれいです。

丸の8はケフェウス座の五角形の中のはくちょう座よりです。

 

ここもたくさんの星がばらまかれた感じできれいです。

いずれ詳しく紹介して行きたいと思いますが、見どころがたくさんありすぎて
収拾がつかない感じです・・・

条件の良い日に天の川を双眼鏡で眺めていると、双眼鏡で星列を紹介するなどと
意気込んではみたものの、あまりにもたくさんの星群・星列があって「何だか
大変なことを始めてしまったのかも・・・」と思えてきます。

じっくり時間をかけて読み解いて行くようにした方が良さそうです。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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