眼の話」カテゴリーアーカイブ

眼の話(星を見るのに役立つ) -その9-

9.暗所視での色の見え方Ⅱ 天体観測の定番ともいえる、懐中電灯に赤いセロハンを被せるのは なぜでしょうか? というのが昨日の宿題でしたが、 少し考えて頂けたでしょうか? これまでの解説の中に答えの半分は書いていたので、こ … 続きを読む

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眼の話(星を見るのに役立つ) -その8-

8.暗所視での色の見え方 桿体はモノクロのはずなのに、なぜ暗所視では青白い色を感じるのか という話しの考察です。 まずは下の図をご覧下さい。 明所視の比視感度曲線V(λ)は赤・緑・青(RGB)の各錐体の合成感度であると … 続きを読む

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眼の話(星を見るのに役立つ) -その7-

7.眼の分光感度特性 明所視と暗所視 人間の眼には様々な色の光が見えます。 光の波長でいうと、だいたい380nm(ナノメートル)の紫から780nmの赤い光までを 見ることができます。 この範囲の全部の波長で同じ感度なのか … 続きを読む

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眼の話(星を見るのに役立つ) -その6-

6.明順応と暗順応(その2) 暗い天体をうまく見るには、視野を少しそらして視野の中心から離れた ところにたくさん分布する桿体を使うという「ワザ」を説明しました。 それでは天体を見るときに「錐体」は全く役に立たないのかとい … 続きを読む

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眼の話(星を見るのに役立つ) -その5-

5.周辺視と中心視 錐体と桿体の眼の中での分布図で、視線の中心方向には桿体は あまりたくさん無くて、錐体ばかりがあります。 桿体は視野中心から15°から20°離れたところにたくさんあります。 このため、まっすぐ視野の中心 … 続きを読む

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眼の話(星を見るのに役立つ) -その4-

4.網膜細胞:錐体と桿体 ここでは少し網膜について解説します。 網膜はデジタルカメラのCCDなどの受光素子に相当しますが、網膜の中には 視細胞という光を電気信号に変換する、CCDでは画素に相当する細胞が びっしり並んでい … 続きを読む

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眼の話(星を見るのに役立つ) -その3-

3.明順応と暗順応 機械のデジカメと生き物の眼ですから、もちろん、細かく見れば違っている ところはたくさんあるのですが、システムとして大きく異なるのが、 眼にはシャッタースピードという概念が無いというところです。 最近の … 続きを読む

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眼の話(星を見るのに役立つ) -その2-

2.眼の構造 まず始めには簡単に眼の構造についておさらいしておきたいと思います。 図は人間の眼の断面と、デジタルカメラを並べたものです。 人間の眼の構造というのはデジタルカメラにたいへんよく似ているといえます。 レンズ  … 続きを読む

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眼の話(星を見るのに役立つ) -その1-

1. 始めに スタパオーナーはペンションを始める前のサラリーマン時代、長いこと照明に 関する仕事をしていました。 事務所や工場、家庭などでどうしたら快適な照明になるのかを研究していると、 どうしても人間の目の働きについて … 続きを読む

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