今日も雨模様の一日でした。
ここのところ天候が悪いのを理由に何となくブルーな気分に浸りがちですが、いい加減燻っていてもしかたがないので、気晴らしがてらに少し面白いことができないかあれこれ思案中です。
そんな中で思いついたのが今日のお題「スマホと組立望遠鏡で月の写真を撮ろう」です。
安価なわりに高性能な「組立天体望遠鏡」を使って気軽にスマホや携帯で月の写真を撮るための検討をしています。
組立望遠鏡に携帯やスマホの覗かせて写真を撮る場合の一番のネックは(携帯やスマホの)カメラと望遠鏡の接眼レンズとの位置合わせです。
望遠鏡とカメラレンズを一直線に並べる(=光軸調整)も重要ですが、それ以上にカメラレンズと接眼レンズの間隔を適切に設定してあげる必要があります。
レンズ間の間隔が適切だと、
上のように接眼レンズの視野円一杯に写すことができますが、不適切な間隔だと、
このように視野内の一部分しか写すことができません。
最近では望遠鏡などにスマホを固定するスマホアダプターがいくつかの会社から発売されていますが、組立望遠鏡と組合わせることを考えるとかなり大掛かりなシステムになってしまうことや、実際に使ってみると意外に使うづらいことが多いです。
スタパではこれまでに上のような簡易的なアダプターを作っていますが、組立望遠鏡と組合わせるとこれでも大げさな感じがします。
もっとお手軽に・・・ということでこんなアダプターを作ってみました。
(続く)