組立天体望遠鏡で遊ぶ -その9-

いやー・・、ゴールデンウイークも今日で終わり。  ホッ

例年になく晴天率の高いGWで4月23日から今日まで2週間近く星の見える
日が続きました。

 

例年のことですが、GW終わって景色を見回すと、すっかり新緑が本格的に
始まっています。

さて、今日も組望シリーズ・・・

今日は「組望を使いこなす」の(その2)です。

望遠鏡の知識が少ない人に限って(特にお子さんは)望遠鏡を向ければ見たい物が
すぐに大きく見えると思っているようです。

でも、望遠鏡で見える視界というのは驚くほど狭い範囲しか見えていません。

下の図で、外側の大きな円は望遠鏡をのぞいたときに接眼レンズの中に広がる
視野の大きさ(見かけ視界といいます)と思ってください。

 

仮にこれを直径100としますと、15倍では直径6.7の円、35倍では2.9の
円の範囲を100に拡大していることになります。

15倍では6.7の実視界の範囲が100の見かけ視界に拡大されて見えるという
訳です。

こうして比較すると驚くほど視界が狭いと実感できると思います。

昼間、地上の風景を見るなら、まわりの風景と見比べながら「空が見えているから
もう少し下・・」とか「あの大きな木が見えているからもっと右・・」といった
ように調節が効くのですが、夜空の星はポツンと高いところに見えているので、
なかなか狙い通りに捕まえるのは難しいものです。

組望の場合には導入をしやすくするように、ピストルの照準のような出っぱりが
鏡筒の対物側に2個と接眼側に1個付いています。

 

この二つと一つの照準が3つの山に見えるようにした状態で、真ん中の山の
部分に導入したい対象を持ってくるようにすると、組望の視野内に導入できる
ようになっています。

 

夜になっていきなり星で導入の練習を使用としても思うように行かない場合が
多いので、できるだけ昼間のうちに昨日解説したピント合わせの練習も含めて
練習しておくことが重要です。

昼間、自分の見たい対象がピタリ、ピタリと導入できるようになったら、星の
導入もそれほど苦労せずにできるようになると思います。

(続く・・)

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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