カタリナ彗星(C/2013US10) その後

昨晩から引き続き今日も良い天気。

151222hasi

日没直前まで日射しがあるので、長ーい影ができます。

151222maru

影だけ見るとマルスが怪獣のようです。

さて昨晩は良く晴れていたので、2週間ぶりにカタリナ彗星を撮影
するために夜更かしをしました。

この先は月が満ちてくるので、夜明けまで月明かりが残るようになるし
ゲストも続くので(天候も考えると)年内はラストチャンスになるかも
知れないということで、頑張ることにしたというわけです。

現在カタリナ彗星はおとめ座の足下にあるので、薄明開始直前の
高く昇った時刻が狙い目になります。

VixenED102SS(D=102mm,f=660mm)直焦+EOS6D(ISO4000,60sec×16)、彗星核基準ににて比較明合成

VixenED102SS(D=102mm,f=660mm)直焦+EOS6D(ISO4000,60sec×16)、彗星核基準ににて比較明合成

相変わらず写真に撮ると「へ」の字型のようにダストとイオンの尾が
大きく開いた形が続いています。

白黒反転で尾の長さを強調します。

151222_C2013US10_2525_2544Ng

12/8にアップした時よりも核の部分が大きくなっているようですが、
尾は少し淡くなっているようです。

40cm望遠鏡の眼視観察では核はハッキリ見えますが、尾はダストの
部分がかろうじて見えているという感じでした。

5cm9倍のファインダーでもギリギリ存在が分かるくらいの見え方
ですので都会では見えそうもないです。

彗星が高く昇るまでの間と撮影中はヒマなので、久々に星景写真も
撮影しましたが処理まで手が回らないのでそちらの紹介はまた後日・・

今夜も良い天候でしたので月の撮影をしました。

151222moon_6160

月もこのぐらい太ってくると、夜道を歩くのにライトが不要になります。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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