ゼロ号機

今朝は富士山にまとわりつく不思議な雲が見えました。

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午後には良く晴れて、大きく西に傾いた日射しが林を照らし、その影が
雪原にバーコードのように映って面白い眺めでした。

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そして今夜は良く晴れてくれました。

さて今日は私の双眼鏡「ゼロ号機」のお話。

私が生まれて初めて手に入れた双眼鏡(オペラグラス)が実はまだ
手元にあります。

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小学校低学年の頃、お隣のトミオ兄ちゃんから頂いたものです。

子供の頃の私はしょっちゅうお隣に上がり込んではお茶やおやつを
ごちそうになったり、当時高校生のトミオ兄ちゃんからいらなくなった
おもちゃなどを払い下げてもらっていました。

その中の一つがコレです。

倍率は2倍で、レンズはかなり曇っているので肉眼で見た方が良く
見えるくらいですが、初めて手に入れた望遠鏡でしたのでいつも
宝箱の中に収まっていました。

使用頻度や見え味を考えるといつ捨ててもおかしくなうような代物
ですが、なぜか大人になっても捨てることもなく未だにスタパの双眼鏡
コレクションの中に収まっています。

私のところに来てからすでに50年以上が経過した化石のような
ものですが、(見え味は別として)ちゃんと使えるという、ある意味
とてもスゴい一品です。

そして私の望遠鏡遍歴の序章にあたる機材であります。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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