昨日から下り坂の天候。
午前中は一時日の射す時間もあったのですが、富士山を魔の手が
包み込むように雲がでてきて覆い隠して行きました。
さて2月に入って観察会の時刻にようやく木星が東の空に昇って
来るようになりました。
木星は12年かけて太陽を1周するので、見える時期が毎年1ヶ月
ずつずれて遅くなります。(今年が2月から見られるとすると来年は
3月からが見頃になるというわけです。)
一昨日の記事でとても気流が良かったので写真を撮ろうと試みた
のですが、うまくいかなかったということを書いたのですが、実は
さんざんあれこれやった後に、やむを得ず旧型のパソコン(XPマシン)
を立ち上げて何とか撮影したのが上の画像です。
撮影をしようとし始めたときには、大赤斑(木星面上のとても良く
目立つ模様です)が良く見えていたのですが、ジタバタしているうちに
見えなくなってしまいました。
木星の自転周期は約10時間ととても短いので、あまりのんびりして
いるとすぐに見えなくなってしまうのです。
この先6月初旬くらいまでは観察会の時間にご覧頂けると思います。
また今年は5月中旬くらいから8月中旬くらいまでは火星と土星が
見頃になります。
一番ゲストの多い春から夏にかけて人気者が多い時期なので楽しい
観察会が開けそうです。
あっ、もちろんそれ以外の季節でも楽しい観察会になるよう頑張り
ますけれども・・・・・