今日は朝から良い天気。
スタパ周辺のサクラもだいぶ開き始めました。
昨日あたりから夕方の西空に月が戻ってきて、夕空に彩りを与えています。
さて今日も「古人が見た星座の秘密」シリーズです。
2.微光星に彩られる星座たち
星座の形を示す星座線は特にその結び方に決まりがあるわけではありません。
このためアメリカの資料に出てくる星座線と、日本のそれでは全然違っていることがありますし、ひどい場合には頭とお尻の位置が逆になる想定の繋ぎ方をしていることもあるほどです。
通常は4等星ぐらいまでの明るさの星で星座名に相応しい形になるように結んでいることがほとんどです。
本当にきれいな星空で眼の良い古人が作った星座と、4等星までで無理矢理繋いだ星座とでは少し雰囲気が違うかも知れないと思うこともあるのです。
ここでは5~7等星くらい迄の暗い星が見えたらちょとイメージの変わる星座達を紹介したいと思います。
2-1. はじける水流のみずがめ座
みずがめ座は秋の夜空でわりと大きな星座なのですが暗い星が多くて、よほど条件の良い空でないと星座線をつなぐことさえ難しいです。
星座絵では三ツ矢の東側からはフォーマルハウトに向かって2本の星の並びをつなぎ水の流れを作ります。
星座線では素っ気ない2本の線でガニメデ少年が担いだ瓶から神様の酒(ネクタル)を勢いよく注いでいる姿を現しているわけです。
でも素晴らしく透明度の良い星空の夜にみずがめ座を見ると、上の写真で点線の丸で囲んだあたりに細かい星(5~ 6等星)をたくさん見つけることができます。
実はこのあたり、まるで勢いの良い水の流れから水がはじけ飛んでスプラッシュな状態になっているのです。
どうしてここに威勢良く酒を流す姿を置いたのか、古人の気持ちが分る気がするような、はじけ飛ぶ星々です。
それに気づくと、暗い星ばかりでとらえどころのないみずがめ座も実は名作といえる星座なのだと思えて来ます。




