今日も暑いですが爽やかな風が吹いていました。
久々に富士山がクッキリ。
冠雪が全く無くなったのであまりよく見えている感じはしないですが・・・
さてところで、この夏は木星、土星、火星の三大外惑星が宵の口に並んで見えて、見え方の比較ができるなかなかレアな条件となっています。
特に火星は15年に一度の大接近ですので、大接近を迎えた火星と木星・土星が同時に観察できるチャンスというのは本当にレアで、次のチャンスは2082年となるので生きているうちに見られる方はかなり少ないでしょう。
夏は天候不順なことが多く「満天の星」という条件に出会える日はわりと少ないのですが、惑星たちはかなり明るいので多少雲があっても雲の隙間に容易に見つけやすいです。
7月になってスタパではほとんど惑星だけの観察会が多いです。(雲に邪魔をされて他の天体が良く見えない)
でも雲間に見える状態でも意外に気流が安定していて、惑星が良く見えます。
土星はカッシーニの空隙と呼ばれる輪の隙間がコンスタントに見えます。
(冬になるとこれが見えない日がかなり多いのです。)
火星は相変わらずダストストームの影響で肉眼ではほとんど模様が見えませんが、画像処理をするとそれなり模様が写るようになってきました。
この夏はぜひ三大惑星を見て下さい。
ところで今夜は月がきれいでした。
だいぶ明るくなって来たので暗い星は見えませんが・・・