シリウスの伴星を見る

今日も穏やかな良い天気。

寒いことは寒いのですがそれほど厳しいというほどでもなく、風邪も弱くてこの季節のスタパとしては過ごしやすいといって良いほどです。

今夜もきれいな星空が楽しめました。

気流も安定していたので、昨年来からのマイブーム「シリウスの伴星を見る」を観察会の後にトライしてみました。

おおいぬ座のシリウスは全天一明るい恒星として有名ですがお伴の星(伴星)を従えた連星です。

でもこの伴星、寿命を終えた白色矮星のため主星に較べ(8.5等星と)もの凄く暗くて、よほど気流の安定している日でないとなかなか見ることができません。

昨年も何度かトライして何とか見えたような気がした日が2回ほどあったのですが、今日は今シーズン初トライです。

180~300倍で倍率を変えながら見ていると、はじめわからなかったのですが一度見えるようになると間違いなくここにあるというのが分かるようになります。

というわけで写真に撮ってみました。

白飛びした主星のすぐ右下に露出アンダーでグレーにぼやけた伴星が写っているのがわかると思います。

シリウスの伴星は主星を楕円軌道で約50年周期で公転しているのですがここ数年が主星から一番離れた場所にいて見やすい状態です。

口径15cm以上の望遠鏡であれば見えるといわれていますので観る機会のある方はトライしてみて下さい。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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