今日は1000hPa超える中心気圧の変な台風のおかげで終日雨・曇りの一日でした。
この台風が通り過ぎればいよいよ本格的な夏でしょう・・・
さて望遠鏡入門講座の続きです。
第1章 概論
1-6.天体望遠鏡を構成する部品(続き)
2)架台
架台は鏡筒を任意の方向に向け保持しつつ、星の動きなどに合わせ鏡筒の向きを適切に調整できるようにするための機械部品です。
大まかに「経緯台式」と「赤道儀式」があります。
「経緯台式」は鏡筒を水平方向と垂直方向に振るように可動させるものです。
ほんの少しずつ鏡筒を動かすための微動装置がついたものが多いです。
上は屈折式の経緯台の例ですが、下のようにフォーク式と呼ばれるタイプの経緯台もあります。
取り扱いが比較的簡単で、直感的に使うことができやすく、赤道儀式に較べ軽量なので初心者向けと言われることが多いです。
ただし高倍率になると星の日周運動を追尾するのが煩わしく、写真撮影にも適しません。
「赤道儀式」は回転軸の一つを地球の自転軸と平行に合わせることにより地球の自転に合わせて逆方向に回転させることにより星の動きを追尾することができるようにしたものです。
地球上のどの位置にいても地球の自転軸と赤道儀の極軸を平行に合わせることにより、極軸の回転のみで星を追尾することができます。(地球は宇宙に較べとても小さいので、宇宙から見ると点でしかないです。)
赤道儀を使用すると長時間高倍率での観察が容易になりますし、写真撮影もしやすいです。
ただし赤道儀式には
重くて構造が複雑
極軸の向きを正確に合わせる必要がある
動きも複雑で直感的に使いづらい
などのデメリットもありますので、目的に応じて架台を選ぶ必要もあります。
架台については別章でさらに詳しく解説します。




