今日は本当に台風接近で曇りのち雨。
三連休中日ですが残念です。
さて秋の星空探訪シリーズを続けます。
秋の星空探訪(スタパ流) その10
アンドロメダ座付近を楽しむ(双眼鏡編)
アンドロメダ銀河(M31)は双眼鏡で見てもなかなか見応えがあります。
アクアマリンの曲にも歌われていますが、秋の天の川の切れ端のように紡錘形の小さな雲が浮かぶように見えます。
M31は月が6個並ぶほどの大きさがあるので、全貌を見るためには望遠鏡よりも双眼鏡のほうが適していると言えるほどです。
双眼鏡で見られる系外銀河は他にもいくつかありますが、これほどハッキリ見えるものはありません。(厳密には南半球に行くと天の川銀河の伴銀河である大小マゼラン雲を見ることができます。)
実は望遠鏡編で紹介したさんかく座のM33も双眼鏡で見ることはできるのですが、本当に淡い雲のようにしか見えないので、見て面白いかというと意見の分かれるところだと思います。
面白いという意味でアンドロメダ座でおお奨めなのは散開星団NGC752です。
アンドロメダの足元の星(アルマク)の近く、望遠鏡だと広がりすぎてハッキリしない散開星団ですが、双眼鏡ではザラザラしたゴルフボールのように見えて、おあつらえ向きなことにすぐ横に小さなパターのような星の並びがあるのです。(どんな遠近感だよ!と突っ込みが入りそうですが・・・)