今日は地元恒例の「どんど焼き」。
でもいつもなら子ども達も含めてたくさんの町民が集まって、お餅の紅白繭玉を作ってみんなで焼くのだけれど、今年は三密を避けてただただお飾りやお札を焼くだけ。
何ともさみしいどんど焼きでした。
日中は曇りがちでしたが、夜は晴れてくれました。
月は月齢4となり日没時の地上高度がだいぶ高くなったこともあり、まずまずの写りとなりました。
さて季節はまだまだ冬ですが、油断していると少し遅い時刻には冬の星座が大きく西に傾いてしまうようになりました。
ここのところ電視観察のほうに気が行っていたのであまり真面目に天体写真を撮っていなかったので少し焦っています。
夏から秋は惑星祭りが続いていたので、1インチセンサーのASI533MCで(本来は惑星用に購入したわけでは無いのに)惑星ばかり撮っていて、星雲星団をほとんど撮らないままになっていました。
そんなわけで今夜は冬の星雲星団を少しだけ撮りました。
オリオン座の馬頭星雲付近です。
ビクセンED102SS(D102mm/f660mm)+笠井0.6倍レデューサー+ASI533MC
120sec×15スタック
今夜はこれ以外にも冬の大三元を3天体ほど撮影しました。(成果は追って・・)
撮影は望遠鏡とパソコン任せで天文ドームに貼り付いている必要も無かったのですが、目に見えないレベルの星雲がモニター上に少しずつ浮かび上がってくる様子が面白くて、そしてとてもキレイで見とれていました。
以前は撮影して後から処理をして初めてきれいな画像に仕上げるのが普通で、その場ではどのようになるのかを見られなかったのですが、リアルタイムに眺めているうちにハッキリ写し出されてくると、改めて「やっぱり宇宙は美しい」と思ってしまうのです。