土星が見ごろです

今年は土星が2月25日に衝となります。
衝というのは平たく言えば太陽とちょうど真反対の
位置に来る。太陽が昼12時に真南に来るとすれば、
夜中の12時に真南に惑星が来る日のことです。
(厳密には少し違うのですが、ここでは省略します。)

衝の前後は、ほぼ一晩中観察ができるため、観測の
絶好期といえます。

 特に土星の場合、衝の前後数日間は土星の
シンボルである輪が一段と明るく輝くという
現象が起きます。
この現象をきれいに撮影しようと思うと、
気象条件の良い日(もちろん晴れていて、気流の
安定した日)を狙わなくてはならず、
意外にチャンスが少ないです。

土星は来シーズン(今年の12月)には15年ぶりの
輪の消失が観測できます。
ということは輪の傾きがとても小さくなって、
少し間抜けな感じの見え方になってしまいますので、
土星らしい土星を見たければ、今シーズン中
(5月くらいまで)に見ておかないと、再来年まで
おあずけになります。

まあ、輪のない土星を見るのも珍しいことなので
充分価値があることは確かなのですが・・・

今シーズンに入って何度か土星の写真を
撮影しているのですが、どうも良い写真が撮れず
「おかしいなぁ~」と思っていたら、望遠鏡の
光軸がズレていることに気づきました。
普通、据え置き型で使用している望遠鏡というのは
それほど光軸がずれることはないのですが、
スタパの望遠鏡はとにかく「じゃじゃ馬」で
わりとすぐに光軸が狂います。

しかも光軸が少しでもズレると、てきめんに
見え味が悪くなるから困り者なわけです。
星雲・星団を低倍率で見るぶんには困らないのですが。
高倍率で惑星を見ようと思うと途端に
ボロボロになります。

で、今日は真面目に光軸を合わせてから
撮影しました。

やっとカッシーニの空隙が写るくらいの画像を
撮影することができました。

やはり真面目に調整しないと良い結果は
得られないことが解かりました。

 気を良くして同じ倍率で月の写真も撮ってみました。
満月前後に飛び切り輝くことで有名な
アリスタルコスクレーター付近の写真です。

ちょっと「かぐや」の写真のようでしょ・・・

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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