昨日は利尻島から日本最北限の島 礼文島に、
(日本の最北端は稚内の宗谷岬ですが、最も北に位置する離島ということで最北限の島と言うそうです。)
ということでまずは島の最北限、スコトン岬へ、
奥に見える島がトド島と呼ばれる無人島で実際はこちらが最北限。
岩礁がつながり海の難所のようです。
礼文名物として有名なのが北側の湾内に打ち寄せられる貝殻。
そしてこの貝殻にかなりの確率で写真のように穴の開いた貝殻が・・・
5分も探すとおかみが持っているくらいの数が見つかります。
なんでも貝殻を溶かして穴をあけ中身を食べる別の貝がいて、その貝殻が打ち寄せられているそうです。
穴をあける貝はそれほど珍しいわけではないようですが、浜にたくさん打ち上げられるのは珍しいようで礼文のお土産店でも販売されています。j
最近は観光客がたくさん持ち帰るので少なくなっているのだとか・・。
さて利尻と礼文、どちらも最果てのすぐ近くの島なので似たようなものと思いがちですが、利尻は火山島で森林がたくさん、礼文は丘の島で森林がほとんどない島です。
礼文は森林限界を超えた島といえ、関東近郊であれば標高2000mくらいに相当する高山植物の宝庫になっているようです。
昨日も紹介したエゾカンゾウの群生地があったり、
イブキトラノオとオオハナウドの咲き乱れる一角があったりと、様々な花が2週間くらいのサイクルで移り変わるそうです。
厳しい自然のなかで育まれる、植物や景観はとても魅力的な眺めを見せてくれます。