帰ってきたブルー(ビクセン16×70双眼鏡)を活用する 番外編

今日日中は曇り空でしたが夜はよく晴れてくれました。

さて初代ブルーは双眼鏡用「フォークマウント部品」によりカメラ三脚に載せてもかなり快適に使用することができるようになりました。

16×70で実視界5°の威力は想像以上で5cmクラスの双眼鏡とは別次元の宙を見せてくれます。

海外遠征のたびに持ち歩いていた理由が分かった気がしました。

ただやはりフォークマウント部品を使用しても天頂付近の観察はかなり苦しいです。

ここにフィールドスコープを載せられればよいかもと、いろいろ弄り回していたら何とか使えそうなので(初代ブルーの話からは外れますが)紹介しておきます。

純正の状態だと上のような状況で、立ち上がっているサービスポートつき双眼鏡取付け金具を外せば、カメラネジを使って直接フィールドスコープを取り付けることが可能です。

でもそれだとせっかくのサービスポートが活用できません。

双眼鏡取付用のネジを上死点で外せるので一度外して、

逆向きに取り付けます。

取付け金具は予め90度廻した位置で固定します。

フィールドスコープの取付金具を横向きにしてフォークマウント部品に取り付けます。

本来の使用方法ではないので自己責任ではありますが、フィールドスコープを快適に使えそうです。

水平方向はもちろん

角度が高くなっても

天頂方向でもかなり楽に運用できます。

フィールドスコープで無くても、カメラネジで固定可能な低倍率の小望遠鏡なら充分使用可能です。

フォーク式マウントというのは上下に鏡筒を振ってもバランスが大きく崩れないので軽い力で調整が可能です。(シーソー式と呼ばれる経緯台だと鏡筒が大きく上を向くとバランスが崩れ不安定になります。)

今回入手したフォークマウントはフリーストップで使うための樹脂ワッシャーの使い方が絶妙で50倍くらいまでの倍率ならストレス無く手動追尾が可能です。

見る対象によって、双眼鏡、フィールドスコープ、小望遠鏡を付け替えて活用したいと思います。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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