今日は曇りのち晴れ。
日中はときおり薄日が射す程度の曇り空でしたが、夜には雲間に月よ木星がチラチラ。
今夜は十三夜、栗名月の晩です。
中秋の名月(=十五夜)の頃というのは台風なども多く、あまり天候に恵まれないことが多いです。
その次の月になると天候も安定することが多くなってお月見のできる確率がグッと高くなることから、お月見のチャンスを増やしておいたのかと思います。
ひと月後の満月の夜ではなく、十五夜と同じ(天球上のうお座のあたり)位置に月がいる十三夜にお月見の日を設けたのは古人の粋な計らいかなと思えます。
この時期は急速に日没時刻が早くなって、気温も下がりがち。
でも日没時には月が昇っていて早い時刻にお月見ができるのです。
そんな事を考えているとだいぶ雲が切れて何とか観察会ができる天候になりました。
まさに「十三夜に曇りなし」の夜になりました。