ファインダーの見え味を改良する

今日は曇り空の一日でした。

小海の星フェスの後片付けをしているうちに機材の整備まで始めてしまい、なかなか収拾が付かない・・・

今日はファインダーの見え味が気になりだして、改良をしました。

よくある3cm6倍のファインダー、作られた年代やメーカー、仕様によって実は結構見え味が異なります。

このクラスのファインダーの場合(シングルレンズタイプは別として)低倍率ということもありそれほど光学性能に差はないはずですが、鏡筒の内面処理の違いによりかなり見え味に違いがあります。

鏡筒内の塗装が黒でも光沢のあるものだとコントラスト下がり見え味に影響します。

内面に黒い植毛紙を貼るのが良いのですが鏡筒が細いので綺麗に貼るのは結構難しいです。

このての改良に私がよく使うのは不要になった絵はがきなどに植毛紙を貼って鏡筒内に入れ込むと言う方式です。

3cmファインダーの場合鏡筒の中間に絞り環があるので、対物側と接眼側の両方にピッタリ治まるようなサイズの厚紙を切り出します。

このとき厚紙は鏡筒内径の円周より1cm位長めにしておくのがコツです。

鏡筒内径に合わせた植毛紙を貼り

鏡筒内に挿入します。

厚紙が広がろうとする力を使い鏡筒内に突っ張る感じで納まってくれます。

近くに明るい光源があっても視野内のコントラストがかなり向上します。

月のそばにある星が見えやすくなります。

こんなことばっかりやっているから片付けが進まないのですよ・・・・

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
カテゴリー: 天文関係, 望遠鏡・機材 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください