太陽が西に傾いた日没前後の時間帯というのは景色が見る見る変わって行き
目が離せません。
スタパの周辺だと、この時期は南アルプスに日が沈んで行きます。
スタパより南アルプスの標高ほうが高いので、日が沈んだ後も・・・
八ヶ岳の上にある雲には日があたり赤く光っていたり・・
富士山も夕日に赤く輝いていたりします。
天候によってはアースシャドウと呼ばれる地球の影が観察できます。
これは地球が球体であるために、地表では太陽が沈んでも上空にはまだ日が
あたるために起こる現象です。
上の写真では山のすぐ上の空が暗く、地球の影に入っている部分で、その上の
少しピンクがかった部分はまだ赤い夕日が当たっている部分です。
少しするとこの影の部分が急速に上に上がって行き、東側の空が暗くなります。
トップリ暮れる前の黄昏時には、こんな青い世界が広がります。
日没からこの間は、ほんの15分か20分なのですが、改めて観察していると
めまぐるしく変わる風景に思わず感動してしまいます。
日没のころというのは、なぜか忙しくしていることが多く、のんびり空を見て
いる余裕がないことのほうが多いのですが、たまにはじっくり
「日没ストーリー」を楽しむのも良いものです。(^o^)/