今日は曇りときどき晴れ。
夜も雲がちで薄雲の上にときおり月が見える状態で、無理やり撮った月は寝ぼけた何時になってしまいました。
これまでCMOSカメラを使った電視観察(EAA)がメインで一眼デジカメを使った例をほとんど紹介していませんでした。
つい先日、知り合いから月を電視観察で見せたいのだけれど安上がりな方法はないかと問われたのがきっかけでいろいろ考えてみました。
月は天体としてはかなり大きいほうなので、センサーサイズの小さい(=安価な)CMOSカメラだとよほど焦点距離の短い望遠鏡でないとはみ出てしまいます。
解像度の面では口径50mmくらいは欲しいので、500~600mmの焦点距離の望遠鏡となってしまい最低でも1インチセンサー程度の撮像面積が必要になります。
そこで行き着いたのがデジカメのライブビュー画面をHDMIケーブル経由でモニターに映す方法か、USBケーブル経由でPCに映す方法。
写真はOM-1とPCを接続し、カメラ純正のPC取り込み用ソフトでモニタに映しているところです。
この方法だとPCにライブビュー画像がリアルタイムに映し出されますし、PC側からカメラの操作ができ、拡大表示なども自由にできるので世話がありません。
(HDMI接続では操作を全てカメラで行うため設定が決まるまでは架台がしっかりしていないとブレブレになります。)
OM-1の場合はライブビューにナイトモードがありかなり暗い状態でもモニターできるので、かなり暗い天体までライブビューで見えるのではないかと期待できます。(続く)