「マニア」って何さ!

昨日から冬に逆戻りしたような寒さで、今日の昼間は雪がパラつきました。
すっかり暖かいのに身体が慣れてしまったため、家のなかでちぢこまっています。

久々にTVに紹介され、大きな反響があるのではないかと期待していたこともあり、外出も控えていたのですが、ほとんど反応無しで肩透かしをくらった気がしています。
開業のときにTVで紹介されたときは、放送が終わるか終わらないかのうちに電話が鳴り止まなくなって、たくさんの予約が入ったのですが、今回はその10分の1にもなりません。
やはり「マニア御用達」という紹介のされ方で、普通のかたに退かれてしまったのではないかという気がします。
今のところ大きな反響といえば、たまたま放送を見た古い友人からメールが来たり、郵便配達のおじさんに「テレビ見たよ~」と言われたりといったところでしょうか・・・

そもそも今回の場合、TV番組を作る人たちが「マニア」という人たちのことを全く解かっていなかったのではないかと思います。。
どんな世界でもそうだと思うのですが「マニア」といえるほどディープな世界を形成するには、ディープなだけに幅の狭いことが多いです。
それだけに一つの括りの趣味のなかにも様々な形態の「マニア」があって、それぞれ全く別な世界が形成されています。
なかでも天文の分野と言うのは本当に分野が広くて、一口に対象が星だといっても、太陽、月、惑星、流星、彗星、星雲星団、2重星、変光星などなどたくさんあり、観測なのか、観望なのか、写真撮影なのか・・・
星を見るための望遠鏡や双眼鏡に凝って、買い集めたり、自分で作ったり、改造したりと本当に様々で、50人ぐらい「天文マニア」がいてもあまりディープな部分が重なることがないといわれるほどです。
釣りなどの場合には、釣り人口が多く、対象の魚ごとに釣宿があっても商売が成り立ちそうですが、天文の場合にはジャンルの多さと、パイの小ささで「天文マニア」向けの宿は成り立たないと断言できます。
太陽観測の宿、ドブソニアンの宿(知らないかたごめんなさい)、アイピースの宿・・・なんてのが繁盛するとは思えませんよね。
「マニア」もOK! という形が今ある天体観測施設を持った宿の立場で、むしろ天文の普及のほうに力が入っているのではないかと思います。

というわけでスタパが力を入れているのは、天文の普及です。一人でも多くのかたに美しい星空を楽しんで頂きたいというのがスタパ開業以来の願いですので今後ともよろしくお願いします。
今日は少し理屈っぽくなってしまいました。申しわけありません・・・

それにしても「マニア」という言葉、私は好きではないですねぇ~。暗い感じがして、いかにも「オタク」と同義語のようです。
「フリーク」という言葉のほうが明るい感じがして良いと思うのは、私自身が「マニア」だからでしょうか・・・?

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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