低倍率双眼鏡の楽しみ - その3 (完) -

さて、今日も昨日の続きです。

低倍率の双眼鏡で空を眺めていると、ときどきどこかで見たような星の並びに
出会うことがあります。

 

上の写真はご存じオリオン座ですが、この三つ星の上のあたりにわりと見慣れた
星の並びがあります。

拡大部分を見ていただくと星座に詳しいかたはピンと来ると思います。

秋の代表的な星座、ペガススの四辺形とそれに続くアンドロメダ座の並びに
とてもよく似た配列があります。

 
上はステラナビゲータVer8で表示した星座に線を追加したものです。

どうです?よく似ていると思いませんか?

もちろんオリオン座の並びは小さくて、4~6等星の暗い星なのですが、
低倍率の双眼鏡で見るとびっくりするほどよく似ているように感じます。

こんなふうにミニオリオンや、マイクロ北斗七星が見つけられたら楽しいと
思いませんか?

かなりマイナーといえばマイナーな楽しみですが、肉眼で見えないたくさんの
星が見えるようになると、星座の線で結ばれていない星を使って、自分だけの
とっておきの星座や秘密の星座を作ることができます。

そんな楽しみ方があってもOKだと思うのですが、いかがでしょう・・・

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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