スタパにはたくさんの望遠鏡があるのですが、ここのところ少し増えすぎて
いるため整理する方向でだいぶ数を減らしています。
基本的に望遠鏡は星を見るのと同じくらい大好きですので、何台あっても
よいのですが、あまりに数が増えすぎると、ペンションのゲストスペースを
圧迫してしまい、ペンションなのか望遠鏡屋さんなのかわからなくなってしまい
かねません。
そんなこともあって、新しく望遠鏡を購入することもここ1年以上ストップし、
数を減らすようにしてきました。
別に我慢しているというわけではなく、どうしても欲しいというほどの物が
無かったということもありますし、この1年は望遠鏡そのものより星を見たり
撮影したりといったほうに気持ちが向いていたということも大きいです。
でも、最近になって少し心境の変化というか、もっと普及という視点で機材を
見回したとき、出張で観察会を依頼されたときに「あまりまともな機材が無い
なぁ~」ということに気づきました。
そんなわけで「久々のニューフェイス」登場となりました。
ミードのシュミカセ20cm(LX200-20、F6.3仕様)です。
ヤフオクにて中古品での購入でかなり古い物ですが、前のオーナがとても
大切に使われていたようでとてもきれいです。
スタパの40cm望遠鏡と構造や操作系がほぼ同じでスケールダウンされた形の
物ですので、私にとってはとても使い慣れた望遠鏡と言え、出張先でまごつく
ことがなく天体の導入ができそうというのが、購入理由の大きな理由です。
また通常シュミカセの場合F(口径比)=10というのが一般的ですが、この機種は
F=6.3という短焦点型で、観察会で使いやすい低倍率が得意というのも大きな
ポイントです。
シュミカセでF=6.3というのは結構レアなので気に入っています。
スタパの望遠鏡として重要な位置づけのものになりそうです。