LUMIX G3で天体写真を撮る -その3-

今日はとても不安定な天候の一日。

晴れていたかと思うと、雨が降り、晴れているのに雨だったりと困った天気でした。

夜には結局曇ってしまいました。

さて昨日の続き。(よってマニアネタです。m(_ _)m)

LUMIXのパンケーキレンズF2.5/14mmとテレビューのプロ-セル55mmを組み
合わせて40cm望遠鏡に取り付けることにより口径40cm/F2.5/f1000mm(35mm換算
2000mm)の望遠レンズとして使うことができます。

今年は天候が不順でなかなか試写ができなかったのですが、梅雨明け直後に
少しだけ写すことができました。

まずはM27(アレイ状星雲)です。

 

ISO3200/30″露光/NRon、JPEG撮って出しです。

赤の感度が弱いように思いますが、1枚撮りとしてはまずまずの写りだと
思います。

 

こちらはPowerShot S95、ISO3200/15″露光/F2.0/NRon、JPEG撮って出し
です。

光学系がだいぶ違うのであまり比較になりませんが、G3のほうがずいぶん
星像がシャープなようです。(シーイングの違いかも知れません。)

でも赤の感度はS95のほうが高いようです。

一長一短ですかね。

こちらはG3で撮影した球状星団M15です。(ISO3200/20″露光/NRon、JPEG撮って
出し)

 

周辺像の乱れはご愛敬ですが、かなり暗い星まで写っています。
(やはりシーイングが良かったのかも・・・)

あいにくとこの撮像をしたあとすぐに天候が崩れてしまったので、じっくり
処理ができるほどのコマ数が撮影できませんでした。

G3の場合、一眼レフと思って使うとガッカリする面が多いですが、コンデジ
よりは優れている面が多いので、長焦点の接眼レンズが使える望遠鏡であれば
いろいろ遊べると思います。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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LUMIX G3で天体写真を撮る -その3- への5件のフィードバック

  1. くっしー のコメント:

    こんにちは、スタパオーナーさん

    いつも面白い実験、有り難うございます。かなり興味を引かれる内容です。
    同じ28mm相当のカメラ側レンズですが、撮れた天体の大きさがかなり(1.5~2倍位?)違うのは、望遠鏡側の射出径と、カメラ側のレンズの有効径の関係なんでしょうかね?これ位写る範囲が異なると、撮像素子に対するFの関係にも影響してきそうですね。

    でもって、G3の画像を200%位に拡大してみても、やっぱりG3の方がシャープですね。
    コンデジコリメートで、直焦点に比べていくらピントを合わせても星像が甘い(解像度が悪い)と思っていましたが、今回の結果で、かなり顕著に出ていますね。
    原因として、レンズ性能の差と、撮像素子のサイズの2つ位思い当たりますが、どちらの影響が大きいのでしょうね?同レベルのレンズを使用して、X2辺りと比較できれば、どちらの影響が大きいのか判りそうですね。もし撮像素子のサイズだとすると、IXY30SとS90の使い分けも考え直さないといけないかな、、、、

    あと、G3で30秒露出の所を、S95で同じ30秒露出でなくて、15秒露出にされたのは、標準機能の範囲でテストするためですか?或いはF2とF2.5の補正のためですか?一枚画なら、出来れば30秒露出も試して見たい気もしますが、、、

  2. スタパオーナー のコメント:

    くっしーさま
    いつもありがとうございます。
    早速の突っ込み「待ってました!」です。(^o^)/

    同じようなF値とカメラの画角(28mm相当)なのになぜ倍率が違うかですが、
    これはひとえに撮像素子の大きさに関係します。
    G3の場合40cmの望遠鏡では73倍でFが約2.5になります。(接眼55mmで縮小率
    55÷14≒3.9です。35mm版換算では2000mm相当の画角です。)

    いっぽうS95ではF値を2.0にするためには縮小率5が必要でS95広角側の焦点
    距離6mmから接眼レンズの焦点距離は30mmになります。
    この時倍率は133倍となり35mm版換算では3700mmの焦点距離になります。

    30mmクラスだと広角アイピースが使えるので写野いっぱいに星が写りますが、
    55mm広角でないので写野円が写ってしまうという訳です。

    G3のほうが星像がシャープである原因が現時点では特定できていません。
    単にシーイングのせいなのかも知れませんし、光学系のせいかもしれません。
    とにかく晴れないのと(この時期は)忙しくて充分に検証するヒマがありません。
    涼しくなる頃まで時間を下さいませ。

    露光時間についてですが、S95の画像は昨年のものでCHDK導入以前のものです。
    このため必然的に露光時間が純正の最長15秒になっています。

    今回は感度の比較という面からF2.0とF2.5の露光量の補正という意味も含めて
    見ていただくためこの画像を使用しました。

    撮像素子の大きさで感度や星像が変わってくるとすると、Nikonのミラーレスが
    手頃で面白いかも知れませんね。

  3. くっしー のコメント:

    スタパオーナーさん

    そうですか、以前の写真なので倍率が異なるのですね。G3と一緒にテストした
    結果と勘違いしていました。いや、ここの所天候不順だし、夏休み直前の
    忙しい時ですから、そう簡単にテストできませんよね~。

    しかし、G3の写真はそこそこ直焦点に近い位にシャープに見えますよね。
    いつもコンデジコリメートと直焦点の撮影画像を見比べてその差を感じていましたが、
    特に球状星団を写すと良く判りますね。

    私も、今まで比べた事がなかったのですが、同一天体を同じ日に、IXY30SとS90で
    比較テストをしてみたいと思います。もっとも30SとS90では撮像素子の大きさだけで
    なく、レンズも若干異なるので、何が大きく影響しているかの判断は難しいですが、
    今まで、同秒露出なら大差ないと感覚的に思っていた両者の比較テスト位は
    出来るかもです。(安定して正確にピント出ししないといけませんが)

  4. いーぐる のコメント:

    短い露光時間なのに、驚くほど良く写ってますね。さすが綺麗な空と大口径の威力それにオーナー技術が合わさると凄いですね。先日の星ナビ掲載のメシエマラソンにもびっくりでした。
    さきほど、9月にお邪魔する予約をさせていただいたので、その時にこの撮影方法についてお話を聞かせてください。
    お会いできるのが楽しみです。

  5. スタパオーナー のコメント:

    いーぐる さま
    いつもありがとうございます。
    縮小光学系を使って短時間露光ができるように組み合わせたのが良かったようです。
    じゃじゃ馬LX200でも短時間露光なら何とかなりますので・・・
    ご来館を楽しみにお待ちしております。

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