今年は春の到来が例年より少し遅い感じです。
今日の朝は素晴らしい青空の八ヶ岳ブルーでした。
午後には一時期かなり強く雪が降り見る見る積もってどうなることかと思ったのですが、
夜にはやんで晴れてくれました。
今年の冬はかなり粘っている感じです。
月の周辺だけ薄雲がありコントラストが悪いです。
さて冬は粘っているのですが、春も頑張っています。
スタパの庭でも春の先駆けの花、チオノドクサやムスカリがいつの間にか咲いていて、そろそろ庭仕事をしなければいけない時期になっています。
この時期、昼間はだいぶ暖かくなって外作業がだいぶ楽になっていますので少しずつ進めてゆきたいと思います。
そんなわけで今日は天文ドームの機材整備を少ししました。
細かいところをふくめいろいろやったのですが、一番大きな作業がこちら。
サブスコープの取付方式の変更です。
従来は上のように微動雲台の上にアリミゾ金具でサブスコープを載せていました。
この方式だと汎用性が高くいろいろな鏡筒をすぐに載せ替えられるというメリットがあります。
ただその反面、強度面やバランスの面では辛い面もありましたので下のように改造しました。
一般的なサブスコープリングを取り付けてそれに鏡筒を取り付けています。
重心が下がり(=主鏡に近くなり)バランスが取りやすくなり、かつ強度が上がっていますので使い勝手は良くなります。
別のサブスコープを載せようとするときはまたひと工夫必要ですが、サブスコープリングの台座ごとサブスコープを取り外すことが可能ですので、別の台座を準備するつもりなら軽量なスコープであれば意外に簡単かも知れません。
(楽しい今後の課題です。)